日本アニメーション史を語る上で欠かすことの出来ない作品。
テレビシーズ「新世紀エヴァンゲリオン」(1995年)から、足掛け25年。
サブカルチャー界のみならず、社会現象にまでなった本作も、いよいよ2020年6月で「完結篇」公開です。
その公開直前ということで、この「エヴァンゲリオン」をテーマにした哲学カフェを開催致します。
「あら?生きて行こうと思えばどこだって天国になるわよ。
だって生きているんですもの。
幸せになるチャンスはどこにでもあるわ。」
(碇ユイ)
過去のあらゆるメディアのオマージュと暗喩で満ちた衒学的な作品世界。
果たしてそれは、庵野秀明が仕組んだ一大ペテンなのか?
壮大な一大SF巨編なのか?
メディアを使った自己啓発の実験場だったのか?
アニメーション史・SF史における位置付けや、その影響。
「14歳」に込められた意味。
「使徒」とは何だったのか?
「人類補完計画」の意味。
2020年6月の完結篇を目前にして、あらゆる側面を考察していきたいと思います。
開催日時
※延期
2020年5月23日(土)、2020年6月3日(水)に予定しておりましたが緊急事態宣言により中止(延期)します
(開場は開始時間の15分前です)
土曜日と水曜日の2回開催します。
同じテーマとなりますので、ご都合のよい会にご参加ください。
両方ご参加も歓迎します。
開催場所
東京・池袋「がんばれ!子供村」
コミュニティスペース(2階)
参加費
1,000円
課題作品
「新世紀エヴァンゲリオン」テレビシリーズ、旧劇場版、新劇場版(序、破、Q)
※会での本作の上映はございません。
「全て、ゼーレのシナリオ通りだ。」
「時計の針は元には戻らない。だが、自らの手で進めることはできる。」
「人類補完計画。我々にとって、この計画こそが、この絶望的状況下における唯一の希望なのだ。」
「さあ、約束の時だ、碇シンジ君 今度こそ君だけは…幸せにしてみせるよ。」
「自分には、自分には何も無い、なんて云うなよ」
「偽りの継承者、黒き月より生まれし我らが人類。この地に無節操にはびこり、お互いを理解できぬまま憎しみ合い、傷つけ合うことしかできぬ愚かな生き物。」
「別れ際にサヨナラなんて悲しいこと云うなよ」「人は他人を完全に理解することは出来ない」
「生と死は僕にとって等価値なんだよ」
「つらいことを知っている人間のほうが、それだけ人にやさしくできる。それは弱さとは違う」
「人間は寂しさを永久になくす事は出来ない。人は一人だからね。」
「やはり最後の敵は、同じ人間だったな。」
「我々には具象化された神は不要なのだよ」
(本編より引用)