ごあいさつ

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はじめまして。

当哲学カフェ主宰の藤沢と申します。

昨今、日本でも「哲学対話」という営みに注目が集まり、各所で実践され、広がりを見せています。その為の市井の場として「哲学カフェ」も各地で開催されています。

しかしながら、当哲学カフェは、「哲学カフェ」を冠していますが、上のような「哲学対話」の流れとは、やや考え方を異にしています。

一般的な「哲学対話」では、手ぶらで考える、対話することが重視されています。

対して、当哲学カフェは、「本を読む」という事に重点を置いています。

哲学は、イコール「考える」と言っても過言ではありません。

徹底的に「考える」。

でも、まったく何も道標なしに、考えるのは難しい。手ぶらで考えることには、限界やリスクがあるのではないか?

何も知らない人々で話し合っているだけでは、独断・独善に陥ってしまう恐れがあります。

せっかく哲学をやるのなら、背伸びをして、過去の偉人・賢人の言葉や思考を出発点にしてみませんか。

ちょうど、「巨人の肩の上の小人」という言葉もあります。

我々は、どんなことを学ぶにしろ、偉大な先達たちの「歴史」という「巨人」の肩に、ちょこんと座る、小人です。

あるいは、現代の学者、思想家、文学者の成果を手掛かりに。

故に、本を「読んだ」上で、対話しましょう。

当哲学カフェは、古今東西の哲学書や、それに類する文学作品から、はたまた素晴らしい「何か」を成した映像作品、アニメーションまで、考える材料なら何でも題材にします。

詳しくは、開催予定の詳細をご覧になって、ご自身のご興味のある会にいらっしゃって下さい。

主宰者個人のコラムもございますので、お暇でしたら、覗いてやってください。

ちなみに、ケアや自己啓発、スピリチュアルといったものは、会の方向性とは違いますので、ご注意ください。