【空席あり】1/25(日) 中島敦『文字禍』~文字の精霊、言語の魔力、言葉の呪い[中島敦特集アンコール]

象形文字

君やわしらが、文字を使って書きものをしとるなどと思ったら大間違い。わしらこそ彼等文字の精霊にこき使われる下僕しもべじゃ。

(本編より)

作家・中島敦(1909-1942年)の短編「文字(もじ)()」をテーマに、哲学カフェ(読書会)を開催します。

【あらすじ】

紀元前7世紀アッシリア。

ニネヴェの宮廷の図書室から夜な夜な聞こえる囁き声。

アシュル・バニ・アパル大王は、その正体の解明を、老博士ナブ・アヘ・エリバに命じる。

その正体が「文字の精霊」ではないかと考え探求をはじめた老博士は、しかし「文字」の迷宮を彷徨(さまよ)うことになる・・・。

物語そのものの魅力もさることながら、「文字」や「言葉」に関しての根源的・哲学的な問題提起がなされており、これぞ中島敦作品の真骨頂の感もあります。

幸い、「青空文庫」で、無料で読むことが出来ます。10分程度で読める分量ですので、是非ご一読の上、ご参加をご検討ください。

開催日時

2026年1月25日(日)15:10~16:45

(15:00開場)

開催場所

中央区立産業会館(東京都中央区東日本橋2丁目22−4)第4集会室(4階)

・JR総武線浅草橋駅、JR総武快速線馬喰町駅、都営浅草線東日本橋駅、都営新宿線馬喰横山駅の各駅から徒歩10分以内。

参加費

1200円

募集人数・参加要件

  • 10名程度(最少催行人数4名)
  • 17才から60才までの方

課題作品

中島敦「文字禍」

「青空文庫」で無料で読むことができます。

青空文庫「文字禍」(外部リンク)

※必ず読了の上、ご参加ください。

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