TAG

文学

  • 2026年4月1日
  • 2026年4月1日

【空席あり】《文学篇》5/30(土)芥川龍之介『羅生門』~環境と身体、極限下の倫理

​「わしは、この女のした事が悪いとは思うていぬ。せねば、餓死をするのじゃて、仕方がなくした事であろ。されば、今また、わしのしていた事も悪い事とは思わぬぞよ。これとてもやはりせねば、餓死をするじゃて、仕方がなくする事じゃわいの。じゃて、その仕方がない事 […]

  • 2026年4月1日
  • 2026年4月1日

【空席あり】《文学篇》5/30(土)泉鏡花『高野聖』~魔と聖の葛藤、曖昧の恐怖

​「あの女の情を知って、心を動かさぬ男は一人もいない。……が、お師匠さん、あんたが獣にならなかったのは、あんたが死んだお母さんを思う、その一念が強かったからだ。あの女も、その清い心には勝てなかったのさ。」 (本編より) 今回の哲学カフェは《文学編》と […]

  • 2026年4月1日
  • 2026年4月1日

【空席あり】5/9(土)リチャード・バック『かもめのジョナサン《完成版》』~自由、やがて神格化・偶像崇拝、そして復活へ【初心者大歓迎】

「彼らにわたしのことで馬鹿げた噂をひろめたり、わたしを神様にまつりあげたりしないでくれよ。いいかい、フレッチ?わたしはカモメなんだ。わたしはただ飛ぶのが好きなんだ、たぶん…」 『かもめのジョナサン(完成版)』新潮社、2015年、139頁。 今回の哲学 […]

  • 2026年3月1日
  • 2026年4月8日

【残席わずか】《文学篇》4/25(土)三島由紀夫『金閣寺』~認識と行為/「美への憧憬」か「絶対的破壊」か

世界を変貌させるのは認識だと。いいか、認識だよ。……他のものは何一つ世界を変えないんだ。……認識は、いわば人間の生存の堪えがたさがそのまま武器になったものだといえる。もっとも武器といっても、それによって何かが解決されるわけじゃない。……しかし、その堪 […]

  • 2026年3月1日
  • 2026年4月14日

【残席5】4/25(土)大江健三郎『セヴンティーン』~なぜ、彼は愛国少年へと転向したのか?(性、右翼と左翼、天皇制、テロリズム)

おれは深夜の乱闘に暴れぬきながら、苦痛と恐怖の悲鳴と怒号、嘲罵の暗く激しい夜の暗黒のなかに、黄金の光輝をともなって現れる燦然たる天皇陛下を見る唯一のセヴンティーンだった。 本編より(『性的人間』新潮社、2014年、216頁) 今回は、ノーベル文学賞作 […]

  • 2026年1月5日
  • 2026年2月9日

【終了】《文学篇》2/8(日)夏目漱石『こころ』~個人主義と倫理観とエゴイズムと【初心者大歓迎】

私には第一に彼が解しがたい男のように見えました。どうしてあんな事を突然私に打ち明けたのか、またどうして打ち明けなければいられないほどに、彼の恋が募って来たのか、そうして平生の彼はどこに吹き飛ばされてしまったのか、すべて私には解しにくい問題でした。 ( […]

  • 2026年1月5日
  • 2026年2月9日

【終了】《文学篇》2/8(日)森鴎外『舞姫』~近代人の構造的なアンチノミー【初心者大歓迎】

大洋に舵を失ひしふな人が、遙かなる山を望む如きは、相沢が余に示したる前途の方針なり。されどこの山はなほ重霧の間に在りて、いつ往きつかんも、否、果して往きつきぬとも、我中心に満足を与へんも定かならず。貧きが中にも楽しきは今の生活、棄て難きはエリスが愛。 […]

  • 2025年12月1日
  • 2026年1月26日

【終了】1/25(日) 中島敦『文字禍』~文字の精霊、言語の魔力、言葉の呪い[中島敦特集アンコール]

「君やわしらが、文字を使って書きものをしとるなどと思ったら大間違い。わしらこそ彼等文字の精霊にこき使われる下僕しもべじゃ。」 (本編より) 作家・中島敦(1909-1942年)の短編「文字(もじ)禍(か)」をテーマに、哲学カフェ(読書会)を開催します […]

  • 2025年12月1日
  • 2026年1月26日

【終了】《文学篇》1/25(日)中島敦「李陵」~漢節と崩壊、運命の岐路、絶望と縁のヒューマニズム[中島敦特集⑥]

「この男は何を目あてに生きているのかと李陵は怪しんだ。いまだに漢に帰れる日を待ち望んでいるのだろうか。蘇武の口うらから察すれば、いまさらそんな期待は少しももっていないようである。それではなんのためにこうした惨憺たる日々をたえ忍んでいるのか?」  (本 […]

  • 2025年10月3日
  • 2025年11月22日

【終了】11/22(土)夢野久作『ドグラ・マグラ』~日本三大奇書の一冊、悪夢のようなアンチ・ミステリーの世界〈読書の秋の哲学カフェ〉

胎児よ 胎児よ なぜ躍る 母親の心がわかって おそろしいのか 『ドグラ・マグラ』冒頭より(巻頭歌) 読書の秋、ということで、11月は「本」をテーマにした作品で、哲学カフェを開催します。 あなたは、読むと「狂ってしまう」本をご存じですか? 今回は、作家 […]