「分からぬ。全く何事も我々には判らぬ。理由も分からずに押しつけられたものを大人しく受け取って、理由も分からずに生きていくのが、我々生きもののさだめ・・・だ。」
本編より
作家 中島敦(1909-1942年)の短編「山月記」をテーマに哲学カフェ(読書会)を開催します。
「山月記」は、ちょうど1年前の2024年にも開催しました。
やはり、知名度と抜群の面白さで、大変人気がある作品で、再度の開催の容貌もあって、アンコール企画として今年も開催します。
「山月記」は国語の教科書で読んだ方も多いでしょう。
虎になってしまった男の悲哀を描いた作品です。
読む年代によって、また角度によって、感じ方・見方が、大きく変わってくる作品ではないでしょうか。
哲学的な問題に満ちた作品で、様々な解釈や問題提起が可能ですし、何より、物語そのものの魅力が尽きません。
幸い、「青空文庫」で、無料で読むことが出来ます。10分程度で読める分量です。
開催日時
2025年10月12日(日)15:10~16:45
(15:00開場)
開催場所
中央区立産業会館(東京都中央区東日本橋2丁目22−4)第3集会室(4階)
・JR総武線浅草橋駅、JR総武快速線馬喰町駅、都営浅草線東日本橋駅、都営新宿線馬喰横山駅の各駅から徒歩10分以内。
参加費
1200円
募集人数・参加要件
- 10名程度(最少催行人数4名)
- 17才から60才までの方
課題作品
中島敦「山月記」
※必ず読了の上、ご参加ください。