【空席あり】《文学篇》5/30(土)泉鏡花『高野聖』~魔と聖の葛藤、曖昧の恐怖

山々

​「あの女の情を知って、心を動かさぬ男は一人もいない。……が、お師匠さん、あんたが獣にならなかったのは、あんたが死んだお母さんを思う、その一念が強かったからだ。あの女も、その清い心には勝てなかったのさ。」

(本編より)

今回の哲学カフェは《文学編》として、明治期の浪漫主義を代表する泉鏡花(1873~1939)の代表作『高野聖』をテーマに読書会を開催します。

【あらすじ】

飛騨の険しい山中で道に迷った若き僧・宗朝は、孤家で妖艶な美女に宿を借りる。女の献身的なもてなしと、抗いがたい魔術的な美しさに魅了され、僧としての戒律を忘れかける宗朝。しかし、その屋敷の周囲には、何故か男たちの無残な成れの果てを予感させる獣たちの影が蠢いていた。聖と魔が交錯する境界で、彼を待ち受ける運命とは。

写実主義、自然主義の大きなうねりの中で、独自の幻想的な世界観を生み出し、読む人を現実世界と異界との曖昧な境界に誘う超絶的な表現から、泉鏡花の作品に魅入られる方も多いのではないでしょうか。

題材とする『高野聖』は、彼の代表作。

「境界線」にある恐怖、五感を揺さぶる描写に溺れながら、ご意見を交わしていければと思います。

※この会のファシリテーターは、M(日本文学専攻)が担当します。

開催日時

2026年5月30日(土)13:10~14:50

(13:00開場)

開催場所

中央区立産業会館(東京都中央区東日本橋2丁目22−4)第4集会室(4階)

・JR総武線浅草橋駅、JR総武快速線馬喰町駅、都営浅草線東日本橋駅、都営新宿線馬喰横山駅の各駅から徒歩10分以内。

参加費

1200円

募集人数・参加要件

  • 10名程度(最少催行人数4名)
  • 17才から60才までの方

課題作品

泉鏡花『高野聖』

「青空文庫」で無料で読めます!

→青空文庫『高野聖』(外部リンク)

※必ず読了の上、ご参加ください。

山々
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