YEAR

2025年

  • 2025年2月1日
  • 2025年2月1日

【空席あり】3/20(木・祝) 田中芳樹『銀河英雄伝説』~「最善の専制」は「最悪の民主制」に優るのか?(SF読書会)

「民主共和制とは、人民が自由意志によって自分たち自身の制度と精神をおとしめる政体のことか」 田中芳樹『銀河英雄伝説5』徳間書店、1997年、360-361頁。 西暦をはるかに超えた遠未来 銀河の覇権を争いながらも、共に腐敗し、衰退の兆しが見える銀河帝 […]

  • 2025年2月1日
  • 2025年2月1日

【空席あり】3/20(木・祝)  神林長平『戦闘妖精雪風』~雪風は電子羊の夢を見るか(SF読書会)

日本ハードSFの金字塔、神林長平の長編小説『戦闘妖精・雪風』。 既に、初出から半世紀近くが経とうとしていますが、時代を先取りし、全く色褪せないテーマで、今も継続するシリーズです。 今回、2月19日に最新刊『インサイト 戦闘妖精雪風』発売を記念して、こ […]

  • 2025年2月1日
  • 2025年2月1日

【空席あり】3/9(日) ダニエル・キイス『アルジャーノンに花束を』~知識と悲しみ、無知と愛、科学と幸福【初心者大歓迎】

「知恵多ければ悲しみも多い。知識は悲しみに比例する。」 映画「アンドレイ・ルブリョフ」(タルコフスキー監督)より 言わずと知れたダニエル・キイスによるSF小説の金字塔です。 ここであえて、あらすじを紹介するまでもない、不朽の名作です。 主人公チャーリ […]

  • 2025年2月1日
  • 2025年2月1日

【空席あり】3/9(日)池田晶子『14歳からの哲学』を読む③~《リレー式・哲学入門の連続企画》【初心者大歓迎】

専門用語なしで「哲学」をするという、ソクラテスの原点に還った池田晶子の代表作です。これぞ哲学対話。 本当に専門用語なし。 語り口は柔らかで、平易で、文字通り、中学生、いや、小学生でも、読むことができます。 しかし、そこで、問題にされていることは重大か […]

  • 2025年1月5日
  • 2025年1月31日

【残席2】2/23(日) 映画「機動警察パトレイバー 2 the Movie」~国家、政治、日本あるいは、「戦後」の終わり【押井守監督作品特集】

「単に戦争でないというだけの消極的で空疎な平和は、いずれ実体としての戦争によって埋め合わされる。そう思ったことはないか? その成果だけはしっかりと受け取っておきながらモニターの向こうに戦争を押し込め、ここが戦線の単なる後方に過ぎないことを忘れる。」 […]

  • 2025年1月5日
  • 2025年2月4日

【残席1】2/23(日)映画「機動警察パトレイバー the Movie」(1989年)~災いなるかな東京(バビロン)、その諸々の神の像は砕けて地に伏したり【押井守監督作品特集】

私には、“東京”がどうあるべきかを性急に考えるよりは、“東京”とは何であったかを内側から自覚するほうがはるかに重要であろうと思われるのである。 磯田光一『思想としての東京』講談社、1992年、44頁。 20世紀末、夏。大規模再開発によって、その姿を大 […]