- 2019年11月6日
- 2020年3月7日
【終了】夢野久作『ドグラ・マグラ』~悪夢と心理の迷宮への誘い~
胎児よ 胎児よ なぜ躍る 母親の心がわかって おそろしいのか 『ドグラ・マグラ』冒頭より(巻頭歌) 「この本を読んだ者は、一度は精神に異常を来す」と言われた、日本推理小説三大奇書のひとつ。 推理小説の体裁は取っていますが、その内容は一筋縄ではいかない […]
胎児よ 胎児よ なぜ躍る 母親の心がわかって おそろしいのか 『ドグラ・マグラ』冒頭より(巻頭歌) 「この本を読んだ者は、一度は精神に異常を来す」と言われた、日本推理小説三大奇書のひとつ。 推理小説の体裁は取っていますが、その内容は一筋縄ではいかない […]
直木賞受賞作『蜜蜂と遠雷』が、2019年10月に映画化されますね。 今回は、番外編として、恩田陸作品に関して語り合う場を開催いたします。 一応哲学カフェですので、知的にその魅力を語っていきたい、と(まあ、どの作品も知的なのであんまり心配しませんが・・ […]
我が国初の形而上小説と評される未完の長篇小説、埴谷雄高(1910~1997年)・著『死霊』(しれい)。 今回はその一部を抜粋して、皆さんと論じたいと思います。 扱いますのは『死霊』第7章「最後の審判」の「影の影の影の国」の部分です。 難解なことで知ら […]