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SF

  • 2025年9月1日
  • 2025年9月1日

【空席あり】10/25(土)オルダス・ハクスリー『すばらしい新世界』~ユートピアは人類に幸福と自由を与えるか?(ディストピア特集)

「でも僕は、楽なんかしたくない。神がほしい、詩がほしい、本物の危険がほしい、自由がほしい、善がほしい、罪がほしい」 『すばらしい新世界』早川書房、2017年、332-333頁 今回は、英国の作家オルダス・ハクスリー(1894-1963年)の『すばらし […]

  • 2025年9月1日
  • 2025年9月1日

【空席あり】10/25(土)ジョージ・オーウェル『1984年』~政治権力の極北、全体主義のイデア(ディストピア特集)

「党の規律が要求すれば黒は白だと認識する。然しそれは又、黒は白と信じ込む能力であり、更に黒は白だと認識する能力であり、そして其の反対をかつて忘れてしまう能力を意味する」 ジョージ・オーウェル『1984年』早川書房、1988年、273頁。 今回は、ディ […]

  • 2025年6月1日
  • 2025年7月21日

【終了】7/20(日)映画「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」~永遠の日常、終わらない青春、胡蝶の夢(押井守監督作品特集)

「もし亀を助けたのが、太郎ひとりではなく村人全員だったら?村人全員が竜宮城へ行ったとしたら、どうだったでしょうね?」 (本編より) 今回は、日本アニメーション史のマスターピース、押井守監督による劇場版アニメ「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」 […]

  • 2025年5月2日
  • 2025年6月29日

【終了】6/29(日)映画「シン・ゴジラ」~怪獣と日本、怪獣と国家、戦後史の中の怪獣

「戦後、日本は常に彼の国の属国だ。」 「戦後は続くよ、どこまでも。だから諦めるんですか?」 (本編より) 今回の哲学カフェは、2016年に社会現象となった特撮怪獣映画「シン・ゴジラ」(庵野秀明監督)をテーマで開催します。 あらすじ 東京湾アクアライン […]

  • 2025年5月2日
  • 2025年6月29日

【終了】6/29(日)アーサー・C・クラーク『地球幼年期の終わり』~ユートピアと人類の行方(SF×哲学)

今回は、SF文学の巨匠アーサー・C・クラークの最高傑作『地球幼年期の終わり』(又は「幼年期の終わり」)をテーマに、哲学カフェを開催します。 あらすじ 米ソの宇宙開発競争が熾烈を極める最中、その技術力を嘲笑うかのような、巨大な宇宙船群が世界各国の首都上 […]

  • 2025年3月1日
  • 2025年4月19日

【終了】4/19(土)小松左京『日本沈没』~「日本」及び「日本人」とは何なのか?(SFで考える日本論)

「ユダヤの民二千年の、漂白の体験が、この島国の民、二千年の閉ざされた幸福な体験と、すぐにおきかえられるとも思えません。ディアスポラののち、何年たって、何を学びとるか・・・それまで日本人は、まだ日本民族であり続けるかどうか・・・」 小松左京『日本沈没』 […]

  • 2025年3月1日
  • 2025年4月19日

【終了】4/19(土) 映画「ウォッチメン」(ザック・スナイダー監督)~現代アメリカとヒーローの陰影、誰が監視人を監視するのか?

「この作品が重要なのは、スーパーヒーローは決して政治的に中立ではないということです。彼らが力を持てば、それは政治的な力となり、右翼的なパワーの源泉となるのです。」※1 ジョセフ・ヒース(哲学者・トロント大学教授) もし、現代アメリカに、スーパーヒーロ […]

  • 2025年3月1日
  • 2025年4月27日

【終了】4/27(日) マーガレット・アトウッド『侍女の物語』『誓願』~トランプ政権下のアメリカは、ギレアデ前夜か?(ディストピア読書会)

「あなたなら彼らのために天国を創ることもできるかもしれません。わたしたちはそのためにあなたを必要としているのです。わたしたちは地獄なら自分たちで創れるのですから。」 『侍女の物語』早川書房、2017年、357頁。 今回は、カナダを代表する作家マーガレ […]

  • 2025年2月1日
  • 2025年3月20日

【終了】3/20(木・祝) 田中芳樹『銀河英雄伝説』~「最善の専制」は「最悪の民主制」に優るのか?(SF読書会)

「民主共和制とは、人民が自由意志によって自分たち自身の制度と精神をおとしめる政体のことか」 田中芳樹『銀河英雄伝説5』徳間書店、1997年、360-361頁。 西暦をはるかに超えた遠未来 銀河の覇権を争いながらも、共に腐敗し、衰退の兆しが見える銀河帝 […]

  • 2025年2月1日
  • 2025年3月20日

【終了】3/20(木・祝)  神林長平『戦闘妖精雪風』~雪風は電子羊の夢を見るか(SF読書会)

日本ハードSFの金字塔、神林長平の長編小説『戦闘妖精・雪風』。 既に、初出から半世紀近くが経とうとしていますが、時代を先取りし、全く色褪せないテーマで、今も継続するシリーズです。 今回、2月19日に最新刊『インサイト 戦闘妖精雪風』発売を記念して、こ […]