「砂漠が美しいのは」と王子さまは言いました。「砂漠がどこかに井戸を隠し持っているからなんだ……」
『星の王子さま』平凡社、2006年、135–136頁。
今回は、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(1900-1944年?)の代表作『星の王子さま』をテーマに、哲学カフェを開催します。世界中で長く読まれている児童文学の古典です。
「大切なものは、目に見えない」
あまりにも有名な言葉ですが、では、ここでいう「大切なもの」とは何なのでしょうか。
王子さまが旅の途中で出会うのは、権力にこだわる王様、称賛を求めるうぬぼれ屋、所有することに夢中になる実業家など、少し滑稽な「大人」たちです。
しかし、私たちは本当に彼らを笑うことができるでしょうか。
仕事、肩書き、お金、評判、効率――大人になるにつれて、私たちはこうしたものを重視するようになります。
その一方で、王子さまはバラやキツネとの関わりを通して、誰かと関係を結ぶこと、時間をかけること、そして「かけがえのないもの」がどのように生まれるのかを学んでいきます。
大人になるとは何なのか。愛するとは何なのか。私たちは何を大切にして生きるのか。
子どものころに読んだ方も、今回初めて読む方も、改めて『星の王子さま』を読みながら、一緒に考えてみましょう。
開催日時
2026年10月25日(日)13:10~14:50
(13:00開場)
開催場所
中央区立産業会館(東京都中央区東日本橋2丁目22−4)第4集会室(4階)
・JR総武線浅草橋駅、JR総武快速線馬喰町駅、都営浅草線東日本橋駅、都営新宿線馬喰横山駅の各駅から徒歩10分以内。
参加費
1200円
募集人数・参加要件
- 10名程度(最少催行人数4名)
- 17才から60才までの方
課題作品
サン=テグジュペリ『星の王子さま』
※必ず読了の上、ご参加ください。
※どの出版社のものでも構いません。電子書籍もOK。
