日本ハードSFの金字塔、神林長平の長編小説『戦闘妖精・雪風』。
既に、初出から半世紀近くが経とうとしていますが、時代を先取りし、全く色褪せないテーマで、今も継続するシリーズです。
今回、2月19日に最新刊『インサイト 戦闘妖精雪風』発売を記念して、この傑作シリーズに関して、語り合う哲学カフェを開催します。
ジャムは人間の敵であってほしい。もしそうでないとすれば、いままでわたしがやってきたことは、なんだったのだろう?この戦いの主役は人間なのだ。ジャムにそう伝える必要がある。
『グッドラック 戦闘妖精・雪風』早川書房、2001年、19頁
【あらすじ】
30年前、南極大陸に突如出現した超空間通路から、地球圏に侵攻を開始した正体不明の異星体「ジャム」。
これを辛くも撃退し、超空間通路に侵入・反撃した地球軍は、そこに未知の惑星「フェアリィ」を発見した。
人類はジャムの再侵攻を阻止すべく、惑星フェアリィにおいて超国家軍隊「フェアリィ空軍(FAF)」を創設した。
以後、人類は、この未知の惑星で、いつ果てるとも知れない戦いを繰り返していた。
そんなFAFの精鋭部隊のパイロット深井零は、ひとつの疑問を深めて行く・・・。
開催場所
中央区立産業会館(東京都中央区東日本橋2丁目22−4)第3集会室(4階)
・JR総武線浅草橋駅、JR総武快速線馬喰町駅、都営浅草線東日本橋駅、都営新宿線馬喰横山駅の各駅から徒歩10分以内。
開催日時
2025年3月20日(木)祝日 13:10~14:50
(13:00開場)
参加費
1200円
募集人数・参加要件
- 10名程度(最少催行人数5名)
- 17才以上の方
課題図書
神林長平『戦闘妖精・雪風』シリーズの既刊4冊(『戦闘妖精雪風』~『アグレッサーズ』)
※最新刊『インサイト』は読んでも読んでいなくても大丈夫です。会の冒頭にアンケート(挙手)しますので、参加者全員が読んでいれば対象に。読んでいない方がいれば対象外(ネタバレ回避)にします。