- 2026年9月1日
- 2026年10月11日
【終了】10/10(土)砂川文次『小隊』~21世紀の戦争文学と戦後日本と自衛隊と
日常がちゃんと営まれていた。訓練で何よりもつらいのは、演習場の外、パジェロの窓の向こうに日常があるにも拘わらず、みじめに穴倉で眠ったり風呂に入れなかったり寝れなかったりすることだ。そういう点からいえば、今も何も変わっていない。 砂川文次『小隊』文藝春 […]
日常がちゃんと営まれていた。訓練で何よりもつらいのは、演習場の外、パジェロの窓の向こうに日常があるにも拘わらず、みじめに穴倉で眠ったり風呂に入れなかったり寝れなかったりすることだ。そういう点からいえば、今も何も変わっていない。 砂川文次『小隊』文藝春 […]
苦痛を受けとる主体──「わたし」の存在が問題なのです、と医者は答え、さらに言葉を継いだ。いったい、どこからが「わたし」なんでしょうね、と。いったいどれだけの脳の部位、どれだけの人格や意識を構成する機能モジュールが残存していれば、「わたし」と呼ぶに充分 […]
「過去に目を閉ざす者は、結局のところ現在にも盲目となります。非人間的な行為を心に刻もうとしない者は、またそうした危険に陥りやすいのです。」 R・V・ヴァイツゼッカー(1985年・終戦40周年記念演説/西独大統領) 毎年8月の終戦記念日に合わせて開催し […]
ヒトラー「シュペーア、君はどう思う?」 シュペーア「…幕が下りる時、主役は舞台に」 (ベルリン脱出を巡って/本編より) 毎年8月は、戦争と平和をテーマに哲学カフェを開催しております。 今回は、ドイツ第三帝国総統アドルフ・ヒトラーと側近たちの最期の日々 […]
「あなたは、自分を正しいと思った者たちの犠牲者なのだ。…もちろん、正しい者など存在しないというのが真実だ」 ロレンス中佐(本編より) 毎年8月は、戦争と平和をテーマに哲学カフェを開催しております。 8/15終戦記念日は、大島渚監督の映画「戦場のメリー […]
日本に信仰の自由はそもそも存立の地盤がなかったのである。信仰のみの問題ではない。国家が「国体」に於いて真善美の内容的価値を占有するところには、学問も芸術もそうした価値的実体への依存よりほかに成立しえないことは当然である。 丸山眞男『超国家主義の論理と […]
ドイツの作家で弁護士のフェルディナント・フォン・シーラッハ(1964年~)の小説・戯曲『テロ』をテーマに哲学カフェを開催します。 【あらすじ】 ドイツ上空で、乗客164人を乗せた旅客機がハイジャックされた。 テロリストの目的は、7万人の観客で埋め尽く […]
いわば、全員一致という儀式をとり行うにあたり、その道具が求められていたにすぎない。 決断の内容より、“全員一致”のほうが大切だったとみるほかなく、これがいま欧米で注目されている日本的意思決定システムの内実であることを忘れてはならない。 『昭和16年 […]
「与えられたものに何の価値もない。投票とは政治的権威、つまり力を使うことだ。力とは暴力であり、それは最高権威というべきものなのだ。」 「母が“暴力は何も解決しない”と」 「剥き出しの力こそが問題を解決してきたのだ。“暴力は何も解決しない”など希望的観 […]
「ホロコーストを生きのびた者は一人もいないといわれる。たとえ命だけはなんとか助かったとしても、被害者は取り返しのつかない傷を受け、本来の精神、魂、人間性を永遠に失われてしまったのだと。それが真実だと考えたくはない。だがもしそれが真実だというのなら、ゾ […]