藤沢
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藤沢

主催者です。政治哲学・ギリシア哲学を一応、専攻しました。古典名著・良書、また映画を含む名作をたくさんの方に知ってもらいたく、運営しております。多くの方のご参加をお待ちしています。

  • 2025年5月2日
  • 2025年5月2日

【空席あり】6/29(日)映画「シン・ゴジラ」~怪獣と日本、怪獣と国家、戦後史の中の怪獣

「戦後、日本は常に彼の国の属国だ。」 「戦後は続くよ、どこまでも。だから諦めるんですか?」 (本編より) 今回の哲学カフェは、2016年に社会現象となった特撮怪獣映画「シン・ゴジラ」(庵野秀明監督)をテーマで開催します。 あらすじ 東京湾アクアライン […]

  • 2025年5月2日
  • 2025年5月2日

【空席あり】6/29(日)アーサー・C・クラーク『地球幼年期の終わり』~ユートピアと人類の行方(SF×哲学)

今回は、SF文学の巨匠アーサー・C・クラークの最高傑作『地球幼年期の終わり』(又は「幼年期の終わり」)をテーマに、哲学カフェを開催します。 あらすじ 米ソの宇宙開発競争が熾烈を極める最中、その技術力を嘲笑うかのような、巨大な宇宙船群が世界各国の首都上 […]

  • 2025年5月2日
  • 2025年5月2日

【空席あり】6/15(日)中島敦『名人伝』~芸道の真髄とは?真の「名人」とは?(中島敦特集④)【初心者大歓迎】

「紀(きし)昌(ょう)は慄然とした。今にして始めて芸道の深淵を覗き得た心地であった」 (『名人伝』より) 作家・中島敦(1909-1942年)の短編「名人伝」をテーマに、哲学カフェを開催します。 中島敦は、過去、「山月記」「文字禍」を開催、いずれも好 […]

  • 2025年5月2日
  • 2025年5月8日

【空席あり】6/15(日)中島敦『わが西遊記』(悟浄出世&悟浄歎異)~ある妖怪の哲学的手記(中島敦特集③)

「彼は火種。世界は彼の為に用意された薪。世界は彼に依って燃やされる為に在る。」 (「悟浄歎異」より) 作家・中島敦(1909-1942年)の連作「わが西遊記」をテーマに、哲学カフェを開催します。 「わが西遊記」は「悟浄出世」「悟浄歎異」の2篇から構成 […]

  • 2025年4月2日
  • 2025年4月16日

【空席あり】5/18(日) 新約聖書「ルカの福音書(ルカ伝)」を読む~人間イエスの思想と行動【初心者大歓迎】

「人、たとい、全世界を手に入れても、己が身を滅ぼし、失ったりすれば、一体、何の得があろうか」 ルカ伝 第9章25節 この回では、新約聖書の四福音書(マタイ伝、マルコ伝、ルカ伝、ヨハネ伝)の内、ルカ伝(ルカの福音書)を読んでみます。 福音書は、イエスの […]

  • 2025年4月1日
  • 2025年4月1日

【空席あり】5/18(日)遠藤周作『深い河』~贖罪、信仰、救済、そしてガンジス河

「神は色々な顔を持っておられる。ヨーロッパの教会やチャペルだけでなく、ユダヤ教徒にも仏教の信徒のなかにもヒンズー教の信者にも神はおられると思います」 遠藤周作『深い河』講談社、2021年、204頁。 クリスチャンで作家の遠藤周作の「神」をテーマにした […]

  • 2025年4月1日
  • 2025年4月1日

【空席あり】5/10(土)池田晶子『14歳からの哲学』を読む④~《リレー式・哲学入門の連続企画》【初心者大歓迎】

専門用語なしで「哲学」をするという、ソクラテスの原点に還った池田晶子の代表作です。これぞ哲学対話。 本当に専門用語なし。 語り口は柔らかで、平易で、文字通り、中学生、いや、小学生でも、読むことができます。 しかし、そこで、問題にされていることは重大か […]

  • 2025年4月1日
  • 2025年4月1日

【空席あり】5/10(土)東浩紀『弱いつながり』~「旅」と「観光」を通して、ネットとリアルを考える。情報の海に溺れてしまう前に【初心者大歓迎】

本書では「若者よ旅に出よ!」と大声で呼びかけたいと思います。ただし、自分探しではなく、新たな検索ワードを探すための旅。ネットを離れリアルに戻る旅ではなく、より深くネットに潜るためにリアルを変える旅。 東浩紀『弱いつながり』幻冬舎、2014年、32頁。 […]

  • 2025年3月2日
  • 2025年4月27日

【終了】4/27(日)カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』~人類が超えてしまった一線と人間の尊厳

「かわいそうな子たち。あんな目論見だの計画だので、結局、わたしたちは何ということをしたのかしら…。」 カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』早川書房、2017年、388頁。 英国を代表する作家カズオ・イシグロの長編小説『わたしを離さないで』をテーマに […]

  • 2025年3月1日
  • 2025年4月19日

【終了】4/19(土)小松左京『日本沈没』~「日本」及び「日本人」とは何なのか?(SFで考える日本論)

「ユダヤの民二千年の、漂白の体験が、この島国の民、二千年の閉ざされた幸福な体験と、すぐにおきかえられるとも思えません。ディアスポラののち、何年たって、何を学びとるか・・・それまで日本人は、まだ日本民族であり続けるかどうか・・・」 小松左京『日本沈没』 […]