藤沢
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藤沢

主催者です。政治哲学・ギリシア哲学を一応、専攻しました。古典名著・良書、また映画を含む名作をたくさんの方に知ってもらいたく、運営しております。多くの方のご参加をお待ちしています。

  • 2024年7月7日
  • 2024年7月10日

【募集中】8/31(土)終戦企画②:アウシュヴィッツの内と外~映画「関心領域」&フランクル『夜と霧』

それぞれが、かつては「なにほどかの者」だったし、すくなくともそう信じていた。ところが、今ここでは、文字通りまるで番号でしかないかのように扱われる。 V・E・フランクル『夜と霧』みすず書房、2009年、105頁。 第二次世界大戦から79年が経ち経ちまし […]

  • 2024年6月25日
  • 2024年7月27日

【残席1】8/3(土)終戦企画①:丸山真男で考える日本の戦争・政治・天皇制・無責任の体系

これは昔々ある国に起こったお伽噺ではない。 丸山真男「軍国支配者の精神形態」 先の大戦から79年目、今年も8月15日がやってまいります。 毎年、8月は、「戦争と平和」に関しての終戦企画としての哲学カフェを開催しています。 2024年8月は、この企画で […]

  • 2023年9月28日
  • 2024年5月26日

【終了】5/25(土)池田晶子『14歳からの哲学』を読む⑦~善悪、宗教、存在の謎【初心者大歓迎】

専門用語なしで「哲学」をするという、ソクラテスの原点に還った池田晶子の代表作です。これぞ哲学対話。 本当に専門用語なし。 語り口は柔らかで、平易で、文字通り、中学生、いや、小学生でも、読むことができます。 しかし、そこで、問題にされていることは重大か […]

  • 2023年9月10日
  • 2023年12月10日

【終了】ブレイディみかこ『子どもたちの階級闘争』で考える日本の現在と未来~格差、分断、教育、貧困、少子化、政治【初心者大歓迎】

「ヒューマニティーが資本に劣ると決めたのは、人間自身なのだと思った」 『子どもたちの階級闘争』みすず書房、2019年、51頁。 第16回新潮ドキュメント賞(2017年)を受賞した、在英のブレイディみかこ氏のノンフィクション『子どもたちの階級闘争~ブロ […]

  • 2023年8月31日
  • 2023年12月9日

【開催後記】「新しい戦前」に読む、丸山真男「超国家主義の論理と心理」

2023年8月末、池袋にて、読書会形式の哲学カフェを開催いたしました。 課題図書は、日本を代表する政治学者、丸山真男の代表的論文「超国家主義の論理と心理」(1946年)です。 「新しい戦前」などとも言われる昨今ですが、こういう時代に、「前回の戦前」を […]

  • 2023年8月26日
  • 2024年2月24日

【終了】2/23(祝・金)押井守「機動警察パトレイバー2 the Movie」~「戦後」の終わり?【アニメ×政治哲学】

メロス委員「諸君にとって支配するのが利益になるのと同じように、吾々にとっては奴隷になるのが利益になる、そんなことがいったいどうして起こりえようか」。 アテナイ使節「諸君は最悪の運命に陥る前に、服従できることになるし、吾々は諸君を滅亡させずに、富を増や […]

  • 2023年7月23日
  • 2023年8月26日

【終了】8/26開催 丸山真男「超国家主義の論理と心理」~現代日本の危機を考える(政治哲学読書会)

コロナ禍で3年に渡って休会していましたが、今回再開の運びとなりました。 再開第一弾は、日本を代表する政治学者の丸山(まるやま)真男(まさお)(1914-1996年)の論文「超国家主義の論理と心理」で哲学カフェ(読書会)を開催いたします。 実は、この論 […]

  • 2023年5月22日
  • 2023年5月22日

ETV特集「市民と核兵器〜ウクライナ 危機の中の対話」を見て~相互確証破壊と極限状況の哲学対話

「怪物と戦う者は、己が怪物にならぬように気をつけるがいい。汝が、深淵を覗きこんでいる時、深淵もまた、汝を見つめ返している。」 フリードリヒ・ニーチェ 思うと、最近、めっきり、テレビを見なくなりました。 気が付くと、見ているのは、NHKばかり・・・。 […]