「人間が人間である為の部品は決して少なくない様に、自分が自分である為には、驚くほど多くのものが必要なのよ。
他人を隔てる為の顔、それと意識しない声、目覚めの時に見つめる手、幼かった時の記憶、未来の予感、それだけじゃないわ。
私の電脳がアクセス出来る膨大な情報やネットの広がり、それら全てが私の一部であり、私という意識そのものを生み出し、そして同時に私をある限界に制約し続ける。」
草薙素子(「攻殻機動隊」本編より)
今回は、海外でも高い評価を受け、90年代のジャパニメーションの金字塔とも言える、押井守監督のSFアニメーション映画「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」とその続編映画である「イノセンス」の2作品をテーマに哲学カフェを開催します。
電脳化が進み、人間と機械の境界が曖昧になった21世紀中盤の近未来を舞台に、草薙素子少佐をリーダーとする精鋭・内務省公安9課が難事件に挑むSF作品です。
人間とは何か?死とは何か?そして魂は存在するのか?深遠な哲学的テーマを秘めた本作について、皆さんと語り合います。
※「攻殻機動隊」シリーズは、メディアミックスにより、様々な映画監督(神山健治、黄瀬和哉やハリウッド実写版)が制作しています。今回の対象は、押井守監督の2作品ですので、お間違えのないようにご注意ください。
開催日時
2024年11月10日(日) 15:05~16:45
(14:55開場)
開催場所
中央区立産業会館(東京都中央区東日本橋2丁目22−4)
・JR総武線浅草橋駅、JR総武快速線馬喰町駅、都営浅草線東日本橋駅、都営新宿線馬喰横山駅の各駅から徒歩10分以内。
※参加者の方には、申込み後、メールで詳細をお知らせします。
参加費
1200円
募集人数・参加要件
終了しました
課題作品
- 「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」(1995年、押井守監督)
- 「イノセンス」(2004年、押井守監督)
上記2作品を事前に鑑賞の上、ご参加ください。同名の別シリーズに注意してください。
当日の上映はありません。