「民主共和制とは、人民が自由意志によって自分たち自身の制度と精神をおとしめる政体のことか」
田中芳樹『銀河英雄伝説5』徳間書店、1997年、360-361頁。
西暦をはるかに超えた遠未来
銀河の覇権を争いながらも、共に腐敗し、衰退の兆しが見える銀河帝国と自由惑星同盟。
そこに現れた二人の天才。歴史はこの二人に一体どのような役割を課すのか?
「…私は最悪の民主政治でも最良の専制政治に優ると思っている。」
田中芳樹『銀河英雄伝説5』東京創元社、2007年、249頁。
スペースオペラの傑作、田中芳樹の『銀河英雄伝説』をテーマに哲学カフェ(読書会)を開催します。
巧みな政治劇・星間戦争と魅力的な数多の登場人物。
そして、その背後にある、民主制と専制のジレンマ。
この壮大な作品を通して、歴史、政治、民主主義といった問題や、この作品の魅力を語り合いましょう。
開催日時
2025年3月20日(木)15:10~16:45
(15:00開場)
開催場所
中央区立産業会館(東京都中央区東日本橋2丁目22−4)第3集会室(4階)
・JR総武線浅草橋駅、JR総武快速線馬喰町駅、都営浅草線東日本橋駅、都営新宿線馬喰横山駅の各駅から徒歩10分以内。
参加費
1200円
募集人数・参加要件
- 15名程度(最少催行人数5名)
- 17才から60才までの方
課題作品
田中芳樹『銀河英雄伝説』
正伝全巻(黎明篇~落日篇)
関連リンク
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