【空席あり】6/29(日)映画「シン・ゴジラ」~怪獣と日本、怪獣と国家、戦後史の中の怪獣

AH-64D戦闘ヘリ

「戦後、日本は常に彼の国の属国だ。」

「戦後は続くよ、どこまでも。だから諦めるんですか?」

(本編より)

今回の哲学カフェは、2016年に社会現象となった特撮怪獣映画「シン・ゴジラ」(庵野秀明監督)をテーマで開催します。

あらすじ

東京湾アクアラインにて原因不明の崩落事故発生。

官邸危機管理センターで、対応に当たっていた内閣官房副長官(政務)の矢口は、これが単なる事故ではないと推測する。

そして、その読みは的中し、未確認の巨大生物が東京湾から出現。大田区に上陸してしまう。

市街地を破壊しながら都内を侵攻する巨大生物に、政府・自治体は大混乱に陥る。

刻々と増える被害金額と死傷者の数。

官邸の矢口らは、首相に、自衛隊の防衛出動命令を迫るが・・・。

本作は、そのリアルな政治描写、社会描写で話題になり、単なる怪獣映画ではない、社会派映画、ポリティカル・フィクションと評価されました。

それ故、本作には、様々な暗喩が込められており、3.11や危機管理・安全保障、日米関係、核、原発問題などを読み取る事ができます。

また、2023年には、同じくゴジラシリーズの映画「ゴジラ-1.0」(山崎貴 監督)が公開されましたが、こちらは打って変わって、「国家なきゴジラ」を前面に押し出し、「シン・ゴジラ」とは対極の世界観を展開しました。

今回は皆さんと、この「シン・ゴジラ」の作品性や派生する問題・思想、「ゴジラ-1.0」との比較など、様々なアプローチで、語り合います。

開催日時

2025年6月29日(日)13:10~14:50

(13:00開場)

開催場所

中央区立産業会館(東京都中央区東日本橋2丁目22−4)第2集会室(4階)

・JR総武線浅草橋駅、JR総武快速線馬喰町駅、都営浅草線東日本橋駅、都営新宿線馬喰横山駅の各駅から徒歩10分以内。

参加費

1200円

募集人数・参加要件

  • 12名程度(最少催行人数5名)
  • 17才から60才までの方

課題作品

映画「シン・ゴジラ」

※必ず事前に鑑賞の上、ご参加ください。

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