「これは、私にとって決定的な出来事でした。こんな事がここで起こるということは、どこでも起こりうるということです。」
(本編より・強制絶滅収容所を解放した米兵の手記)
2025年8月は、戦後80年に当たります。そこで、8月は〈戦争と平和を考える哲学カフェ〉として、関連テーマを集中的に開催します。
この回では、NHK・ABC共同制作、NHKスペシャル「映像の世紀」から「第五集 “世界は地獄を見た”」がテーマです。
「映像の世紀」といえば、加古隆作曲によるメインテーマ「パリは燃えているか」と共に、もはや伝説的なドキュメンタリー番組として語り継がれています。
中でも、第五集は、ドイツ軍のポーランド侵攻から、ヒロシマ・ナガサキの原爆投下までの、文字通りの「地獄」さながらの6年間を描き、シリーズ屈指の傑作です。
20世紀、否、人類史上最悪の悲劇となった第二次世界大戦とは何だったのか?
アウシュビッツとヒロシマは、人類に何をもたらしたのか?
そこから我々は何を学んだのか?
NHKのような公共放送の意義とは?
戦争と平和に対する、マスメディアの意義とは?映像メディアの価値は?
映像は真実を映すのか?あるいはプロパガンダに過ぎないのか?
論点は様々あるかと思います。
この作品を通して戦争と平和を考えましょう。
開催日時
2025年8月30日(土)13:10~14:50
(13:00開場)
開催場所
中央区立産業会館(東京都中央区東日本橋2丁目22−4)第4集会室(4階)
・JR総武線浅草橋駅、JR総武快速線馬喰町駅、都営浅草線東日本橋駅、都営新宿線馬喰横山駅の各駅から徒歩10分以内。
参加費
1200円
募集人数・参加要件
- 10名程度(最少催行人数4名)
- 17才から60才までの方
課題作品
NHKスペシャル「映像の世紀」シリーズから「第五集 “世界は地獄を見た”」
※必ず事前に鑑賞の上、ご参加ください(当日の上映はありません)。
※NHKオンデマンドで配信されています。また、Amazon Prime Videoでも、NHKオンデマンドのチャンネルを通じて、視聴できます。