- 2025年7月1日
- 2025年7月5日
【戦後80年企画】8月は「戦争と平和を考える哲学カフェ」~日本でいちばん「楽しくない」哲学カフェ
「やがてそれぞれの国には、大規模で限界のない、一度発動されたら制御不可能となるような破壊のためのシステムを生み出すことになる。人類はこれまで一度もこのような状況にあったことはない。美徳が著しく向上したり、より賢明な指導を享受したりすることなく、人類は […]
「やがてそれぞれの国には、大規模で限界のない、一度発動されたら制御不可能となるような破壊のためのシステムを生み出すことになる。人類はこれまで一度もこのような状況にあったことはない。美徳が著しく向上したり、より賢明な指導を享受したりすることなく、人類は […]
人間とはなにかをつねに決定する存在だ。人間とは、ガス室を発明した存在だ。しかし同時に、ガス室に入っても毅然として祈りのことばを口にする存在でもあるのだ フランクル『夜と霧』みすず書房、2009年、145頁。 2025年8月は、戦後80年に当たります。 […]
「これは、私にとって決定的な出来事でした。こんな事がここで起こるということは、どこでも起こりうるということです。」 (本編より・強制絶滅収容所を解放した米兵の手記) 2025年8月は、戦後80年に当たります。そこで、8月は〈戦争と平和を考える哲学カフ […]
「本土決戦となれば、桜はもう咲かないな…」 (本編より) 2025年8月は、戦後80年に当たります。そこで、8月は〈戦争と平和を考える哲学カフェ〉として、関連テーマを集中的に開催します。 終戦記念日にあわせて、今回は、映画「日本のいちばん長い日」(原 […]
2025年8月は、戦後80年に当たります。そこで、8月は〈戦争と平和を考える哲学カフェ〉として、関連テーマを集中的に開催します。 近年、国際情勢の緊迫化や、日本の右傾化などが指摘されるようになり、今は「新しい戦前」だという声も上がるようなりました。 […]
国家が「国体」に於いて真善美の内容的価値を占有するところには、学問も芸術もそうした価値的実体への依存よりほかに存立し得ないことは当然である。 丸山真男『超国家主義の論理と心理』岩波書店、2015年、17頁 2025年8月は、戦後80年に当たります。そ […]
決定的な政治的単位としての国家は、途方もない権限を一手に集中している。すなわち戦争を遂行し、かつそれによって公然と人間の生命を意のままにする可能性である。 『政治的なものの概念』未来社、2006年、48頁。 2025年8月は、戦後80年に当たります。 […]
「写真を撮ることで警告しているつもりだった。でも、結局、こうなった」 (本編より) 2024年最大の問題作といってもいい、映画「シビル・ウォー~アメリカ最後の日」をテーマに、哲学カフェを開催します。 【ストーリー】 19もの州が連邦から離脱、四分五裂 […]
あの高邁な民主主義的理想が生み出した万人平等化の権利は、目標や理想の座をおり、単なる欲求と無意識的な前提に変わりはててしまったのである。 オルテガ『大衆の反逆』筑摩書房、2000年、29頁。 11月5日はアメリカ大統領選挙の投開票日です。 ドナルド・ […]
これは昔々ある国に起こったお伽噺ではない。 丸山真男「軍国支配者の精神形態」 先の大戦から79年目、今年も8月15日がやってまいります。 毎年、8月は、「戦争と平和」に関しての終戦企画としての哲学カフェを開催しています。 2024年8月は、この企画で […]