コロナ禍で3年に渡って休会していましたが、今回再開の運びとなりました。
再開第一弾は、日本を代表する政治学者の丸山真男(1914-1996年)の論文「超国家主義の論理と心理」で哲学カフェ(読書会)を開催いたします。
実は、この論文は、当哲学カフェの第1回目(2019年10月)と同じものです。
2019年と2023年を比べると、世情は激変しました。
最も大きかったのは新型コロナ禍でしょう。
それ以外にもロシアのウクライナ侵攻や台湾を巡る緊張状態、それに伴う令和の大軍拡(防衛費倍増)、また安部元首相暗殺、岸田首相暗殺未遂まで起こりました。
いま、国家や社会と個人の関係、日本の政治社会の在り方が議論になっています。
そんな中で、1946年に発表された「超国家主義の論理と心理」は、20ページ余りの長さですが、その中で、日本という国の本質を明解かつ鋭く抉っています。その指摘は、半世紀以上経った今も全く色褪せません。
開催日時
2023年8月26日(土)16:10~17:45
開催場所
東京・JR池袋駅の徒歩圏内にある喫茶店(参加者の方のみに詳しい場所をご連絡します)
※以前の開催場所と異なります。
参加費
1,000円+ワンドリンクオーダー(実費)
募集人数
7名
終了しました
最少催行人数
4名(主宰者含む)
※開催3日前までに最小人数に達しなければ、中止のご連絡をいたします。
(応募者数が最少催行人数に達しましたので、開催いたします)
課題図書
事前に論文「超国家主義の論理と心理」を御自身でお読みください(会にもご持参ください)。20ページ程の論文ですので、それほど時間はかかりません。
当該論文は、様々な出版社の書籍に収録されています。主な書籍を以下に挙げておきます(内容はいずれも同じ)。