【空席あり】11/21(土)イレネ・バジェホ『パピルスのなかの永遠』~すべての読書家に贈る、本を愛し、本を求めた者たちの歴史

古書

私たちは作り話をする唯一の動物で、お話で暗闇を追い払い、物語のおかげで混沌と共存することを学び、見知らぬ人に自分たちの物語をとどけるために長距離を移動する唯一の動物だ。そして同じ物語を共有したときに、私たちは見知らぬ者同士ではなくなる。

イレネ・バジェホ『パピルスのなかの永遠』作品社、2023年、485-486頁

遠くスペインから、愛書家・読書家の皆さんに素敵なプレゼントが届きました。

今回の哲学カフェは、読書の秋ということで、「書物」そのものをめぐる作品で開催します。スペインの作家イレネ・バジェホ(1979年~)のエッセイ『パピルスのなかの永遠』を取り上げます。

40カ国で翻訳され、100万部を超える世界的ベストセラーです。

私たちが当たり前のように手にしている「本」は、いったいどのように生まれ、三千年もの時間を生き延びてきたのでしょうか。

アレクサンドリアの大図書館、ホメロスやサッポー、巻物を写す人々、古代の書店員、検閲や焚書――。『パピルスのなかの永遠』は、古代ギリシア・ローマを舞台に、本をつくり、集め、読み、守ってきた人々の足跡をたどります。

しかし、これは堅苦しい「書物史」ではありません。歴史や古典の豊かな知識に、著者自身の読書体験や現代の文学・映画までが自在に結びつき、遠い古代の読書家たちが驚くほど身近に立ち現れます。世界的ベストセラーとなったのも頷ける、書物への愛に満ちた一冊です。

本を愛する人へ。そして、なぜ人はこれほどまでに本を求めてきたのか知りたい人へ。長い年月を越えて私たちの手元まで届いた「本」という奇跡の物語を、一緒にたどってみませんか。

(但し、議論の中で、ネタバレはしていきますので、予めご了承ください)

開催日時

2026年11月21日(土)13:10~14:50

(13:00開場)

開催場所

中央区立産業会館(東京都中央区東日本橋2丁目22−4)第4集会室(4階)

・JR総武線浅草橋駅、JR総武快速線馬喰町駅、都営浅草線東日本橋駅、都営新宿線馬喰横山駅の各駅から徒歩10分以内。

参加費

1200円

募集人数・参加要件

  • 10名程度(最少催行人数4名)
  • 17才から60才までの方

課題作品

イレネ・バジェホ『パピルスのなかの永遠――書物の歴史の物語』(見田悠子訳、作品社、2023年)

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