【空席あり】11/7(土)谷崎潤一郎『陰翳礼讃』~美はどこに宿るのか/「陰」の美学と近代化【初心者大歓迎】

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「美は物体にあるのではなく、物体と物体との作り出す陰翳のあや、明暗にある」

谷崎潤一郎『陰翳礼讃』

明るいことは、本当にそれだけで良いことなのでしょうか。

電灯が生活の隅々までを照らし、西洋式の建築や生活様式が急速に広がっていった昭和初期。谷崎潤一郎(1886~1965年)は『陰翳礼讃』で、日本の家屋、床の間、漆器、羊羹、能、そして厠にいたるまで、さまざまなものを取り上げながら、「陰」のなかに生まれる美について考えます。

暗い座敷の奥に置かれた金箔、ほのかな光を受ける漆器、闇のなかで初めて姿を現す色や質感。谷崎にとって、美しさは物そのものに備わっているのではありません。光と闇、物と空間、その関係のなかから立ち現れてくるものでした。

私たちは、より明るく、より便利に、より清潔にすることを「進歩」と考えてきました。しかし、すべてを明るみに出すことで、かえって失ってしまうものはないのでしょうか。

そもそも「美しい」と感じる感覚は、どこから生まれるのでしょう。美は対象そのものにあるのか。それとも、それを見る環境や文化、私たち自身の感覚によって生み出されるものなのか。

近代化によって失われつつあった「陰翳」を手がかりに、美しさ、便利さ、文化、そして私たちのものの見方について考えます。

開催日時

2026年11月7日(土)15:10~16:45

(15:00開場)

開催場所

中央区立産業会館(東京都中央区東日本橋2丁目22−4)第2集会室(4階)

・JR総武線浅草橋駅、JR総武快速線馬喰町駅、都営浅草線東日本橋駅、都営新宿線馬喰横山駅の各駅から徒歩10分以内。

参加費

1200円

募集人数・参加要件

  • 10名程度(最少催行人数4名)
  • 17才から60才までの方

課題作品

谷崎潤一郎『陰翳礼讃』

(どの出版社の版でも大丈夫です。)

※「青空文庫」で無料で読めます

https://www.aozora.gr.jp/cards/001383/files/56642_59575.html

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