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文学

  • 2026年1月5日
  • 2026年2月9日

【終了】《文学篇》2/8(日)夏目漱石『こころ』~個人主義と倫理観とエゴイズムと【初心者大歓迎】

私には第一に彼が解しがたい男のように見えました。どうしてあんな事を突然私に打ち明けたのか、またどうして打ち明けなければいられないほどに、彼の恋が募って来たのか、そうして平生の彼はどこに吹き飛ばされてしまったのか、すべて私には解しにくい問題でした。 ( […]

  • 2026年1月5日
  • 2026年2月9日

【終了】《文学篇》2/8(日)森鴎外『舞姫』~近代人の構造的なアンチノミー【初心者大歓迎】

大洋に舵を失ひしふな人が、遙かなる山を望む如きは、相沢が余に示したる前途の方針なり。されどこの山はなほ重霧の間に在りて、いつ往きつかんも、否、果して往きつきぬとも、我中心に満足を与へんも定かならず。貧きが中にも楽しきは今の生活、棄て難きはエリスが愛。 […]

  • 2025年12月1日
  • 2026年1月26日

【終了】1/25(日) 中島敦『文字禍』~文字の精霊、言語の魔力、言葉の呪い[中島敦特集アンコール]

「君やわしらが、文字を使って書きものをしとるなどと思ったら大間違い。わしらこそ彼等文字の精霊にこき使われる下僕しもべじゃ。」 (本編より) 作家・中島敦(1909-1942年)の短編「文字(もじ)禍(か)」をテーマに、哲学カフェ(読書会)を開催します […]

  • 2025年12月1日
  • 2026年1月26日

【終了】《文学篇》1/25(日)中島敦「李陵」~漢節と崩壊、運命の岐路、絶望と縁のヒューマニズム[中島敦特集⑥]

「この男は何を目あてに生きているのかと李陵は怪しんだ。いまだに漢に帰れる日を待ち望んでいるのだろうか。蘇武の口うらから察すれば、いまさらそんな期待は少しももっていないようである。それではなんのためにこうした惨憺たる日々をたえ忍んでいるのか?」  (本 […]

  • 2025年10月3日
  • 2025年11月22日

【終了】11/22(土)夢野久作『ドグラ・マグラ』~日本三大奇書の一冊、悪夢のようなアンチ・ミステリーの世界〈読書の秋の哲学カフェ〉

胎児よ 胎児よ なぜ躍る 母親の心がわかって おそろしいのか 『ドグラ・マグラ』冒頭より(巻頭歌) 読書の秋、ということで、11月は「本」をテーマにした作品で、哲学カフェを開催します。 あなたは、読むと「狂ってしまう」本をご存じですか? 今回は、作家 […]

  • 2025年10月2日
  • 2025年11月22日

【終了】11/22(土)ウンベルト・エーコ『薔薇の名前』~記号論の巨人が仕掛ける20世紀文学最大の迷宮〈読書の秋の哲学カフェ〉

「反キリストがすぐそこまで迫って来ている。もはや、いかなる叡智も、これに太刀打ち出来ないであろう。そればかりか、その顔まで、今夜のわたしたちは見てしまったのだからな」 『薔薇の名前』(下)東京創元社、1990年、370頁。 読書の秋、ということで、1 […]

  • 2025年10月2日
  • 2025年11月16日

【終了】11/15(土)レイ・ブラッドベリィ『華氏451度』~焚書、禁書、反知性主義~「かくして、全ての書物は灰塵に帰す」〈読書の秋の哲学カフェ〉

「焚書は序章に過ぎない。本を焼く者は、やがて人を焼く。」 ハインリッヒ・ハイネ 読書の秋、ということで、11月は「本」をテーマにした作品で、哲学カフェを開催します。 今回は、米国のSF作家レイ・ブラッドベリィ(1920-2012年)のディストピア小説 […]

  • 2025年10月2日
  • 2025年11月16日

【終了】11/15(土)有川浩『図書館戦争』シリーズ~検閲、焚書、内戦~「私たちは本を狩り、狩られる時代に生きる」〈読書の秋の哲学カフェ〉【初心者大歓迎】

「焚書は序章に過ぎない。本を焼く者は、やがて人を焼く。」 ハインリッヒ・ハイネ 読書の秋、ということで、11月は「本」をテーマにした作品で、哲学カフェを開催します。 今回は、有川浩(有川ひろ)の代表作『図書館戦争』をテーマにしての読書会です。第39回 […]

  • 2025年9月1日
  • 2025年10月25日

【終了】10/25(土)オルダス・ハクスリー『すばらしい新世界』~ユートピアは人類に幸福と自由を与えるか?(ディストピア特集)

「でも僕は、楽なんかしたくない。神がほしい、詩がほしい、本物の危険がほしい、自由がほしい、善がほしい、罪がほしい」 『すばらしい新世界』早川書房、2017年、332-333頁 今回は、英国の作家オルダス・ハクスリー(1894-1963年)の『すばらし […]

  • 2025年9月1日
  • 2025年10月25日

【終了】10/25(土)ジョージ・オーウェル『1984年』~政治権力の極北、全体主義のイデア(ディストピア特集)

「党の規律が要求すれば黒は白だと認識する。然しそれは又、黒は白と信じ込む能力であり、更に黒は白だと認識する能力であり、そして其の反対をかつて忘れてしまう能力を意味する」 ジョージ・オーウェル『1984年』早川書房、1988年、273頁。 今回は、ディ […]