- 2025年8月3日
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【空席あり】9/21(日)ミヒャエル・エンデ『モモ』~時間、資本、物語、想像力【初心者大歓迎】
「おまえたちは、遊びや物語をするさいごの人間になるだろう」 『モモ』岩波書店、337頁 今回は、ドイツの児童文学作家ミヒャエル・エンデ(1929-1995年)の代表作である『モモ』をテーマに哲学カフェを開催します。 言わずと知れた、児童文学のロングセ […]
「おまえたちは、遊びや物語をするさいごの人間になるだろう」 『モモ』岩波書店、337頁 今回は、ドイツの児童文学作家ミヒャエル・エンデ(1929-1995年)の代表作である『モモ』をテーマに哲学カフェを開催します。 言わずと知れた、児童文学のロングセ […]
ドイツの作家で弁護士のフェルディナント・フォン・シーラッハ(1964年~)の小説・戯曲『テロ』をテーマに哲学カフェを開催します。 【あらすじ】 ドイツ上空で、乗客164人を乗せた旅客機がハイジャックされた。 テロリストの目的は、7万人の観客で埋め尽く […]
「紀(きし)昌(ょう)は慄然とした。今にして始めて芸道の深淵を覗き得た心地であった」 (『名人伝』より) 作家・中島敦(1909-1942年)の短編「名人伝」をテーマに、哲学カフェを開催します。 中島敦は、過去、「山月記」「文字禍」を開催、いずれも好 […]
「彼は火種。世界は彼の為に用意された薪。世界は彼に依って燃やされる為に在る。」 (「悟浄歎異」より) 作家・中島敦(1909-1942年)の連作「わが西遊記」をテーマに、哲学カフェを開催します。 「わが西遊記」は「悟浄出世」「悟浄歎異」の2篇から構成 […]
「人、たとい、全世界を手に入れても、己が身を滅ぼし、失ったりすれば、一体、何の得があろうか」 ルカ伝 第9章25節 この回では、新約聖書の四福音書(マタイ伝、マルコ伝、ルカ伝、ヨハネ伝)の内、ルカ伝(ルカの福音書)を読んでみます。 福音書は、イエスの […]
「神は色々な顔を持っておられる。ヨーロッパの教会やチャペルだけでなく、ユダヤ教徒にも仏教の信徒のなかにもヒンズー教の信者にも神はおられると思います」 遠藤周作『深い河』講談社、2021年、204頁。 クリスチャンで作家の遠藤周作の「神」をテーマにした […]
「かわいそうな子たち。あんな目論見だの計画だので、結局、わたしたちは何ということをしたのかしら…。」 カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』早川書房、2017年、388頁。 英国を代表する作家カズオ・イシグロの長編小説『わたしを離さないで』をテーマに […]
「知恵多ければ悲しみも多い。知識は悲しみに比例する。」 映画「アンドレイ・ルブリョフ」(タルコフスキー監督)より 言わずと知れたダニエル・キイスによるSF小説の金字塔です。 ここであえて、あらすじを紹介するまでもない、不朽の名作です。 主人公チャーリ […]
作家・中島敦(1909-1942年)の短編「文字(もじ)禍(か)」をテーマに、哲学カフェを開催します。 【あらすじ】 紀元前7世紀アッシリア。ニネヴェの宮廷の図書室から夜な夜な聞こえる囁き声。 アシュル・バニ・アパル大王は、その正体の解明を、老博士ナ […]
「分からぬ。全く何事も我々には判らぬ。理由も分からずに押しつけられたものを大人しく受け取って、理由も分からずに生きていくのが、我々生きもののさだめ(・・・)だ。」 「山月記」より 作家・中島敦(1909-1942年)の代表作「山月記」と短編「文字(も […]