【空席あり】4/19(土) 映画「ウォッチメン」(ザック・スナイダー監督)~現代アメリカとヒーローの陰影、誰が監視人を監視するのか?

星条旗

「この作品が重要なのは、スーパーヒーローは決して政治的に中立ではないということです。彼らが力を持てば、それは政治的な力となり、右翼的なパワーの源泉となるのです。」※1

ジョセフ・ヒース(哲学者・トロント大学教授)

もし、現代アメリカに、スーパーヒーローが実在し、政治や社会に介入したら、世界は、どうなるのか?という思考実験のような物語。

原作は、アラン・ムーアの同名コミックスで、カルト的人気を誇る傑作です。

これをザック・スナイダーが映画化しました。

今回はこの映画を通して、現代アメリカや、創作作品における「ヒーロー」という存在を考えていきましょう。

【あらすじ】

1985年

ベトナム戦争に勝利し、ニクソンが三選を果たしたアメリカ。

政府の工作員であったヒーロー「コメディアン」が何者かに殺害される。

その殺害の真相を追う非合法なヒーロー「ロールシャッハ」は、ヒーロー違法化以前の仲間達を訪ね歩き、事件の真相を探ろうとするが、そこには、恐るべき陰謀が潜んでいた。

時折しも、米ソの軍事的緊張がかつてないほど、高まる中で・・・。

開催日時

2025年4月19日(土)15:10~16:45

(15:00開場)

開催場所

中央区立産業会館(東京都中央区東日本橋2丁目22−4)第4集会室(4階)

・JR総武線浅草橋駅、JR総武快速線馬喰町駅、都営浅草線東日本橋駅、都営新宿線馬喰横山駅の各駅から徒歩10分以内。

参加費

1200円

募集人数・参加要件

  • 12名程度(最少催行人数5名)
  • 17才から60才までの方

課題作品

映画「ウォッチメン」(2009年、ザック・スナイダー監督)

※必ず観賞の上、ご参加ください。

※1.丸山俊一・編『アメリカ流転の1950-2010s』祥伝社、2023年、295頁。

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