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哲学カフェに関するコラムや開催後記を気ままに綴っています。

  • 2023年5月22日
  • 2023年5月22日

ETV特集「市民と核兵器〜ウクライナ 危機の中の対話」を見て~相互確証破壊と極限状況の哲学対話

「怪物と戦う者は、己が怪物にならぬように気をつけるがいい。汝が、深淵を覗きこんでいる時、深淵もまた、汝を見つめ返している。」 フリードリヒ・ニーチェ 思うと、最近、めっきり、テレビを見なくなりました。 気が付くと、見ているのは、NHKばかり・・・。 […]

  • 2022年4月21日
  • 2022年4月21日

哲学対話という「観光」、哲学カフェという「観光地」~東浩紀「観光客の哲学」より

一時大きな盛り上がりを見せた哲学カフェ・哲学対話も、コロナ禍の打撃を受けて、だいぶ下火になってきたようですね。 さて、同じく、コロナ禍で大きな打撃を受けたもののひとつとして観光業が挙げられます。 この一見全く関係なさそうな「哲学」と「観光」は、実は大 […]

  • 2021年2月5日
  • 2021年2月19日

ETV特集「7人の小さき探求者~変わりゆく世界の真ん中で」を観て感じた“違和感”

先日、NHKのETV特集「7人の小さき探求者~変わりゆく世界の真ん中で」を観ました。 哲学対話や哲学カフェに関わる人たちの間で話題だったようです。 仄聞するところ、各方面から絶賛されているようですが、このドキュメンタリーを観て私が抱いた印象は、強い「 […]

  • 2020年10月3日
  • 2021年2月6日

哲学対話と「政治」~平壌で哲学カフェを、香港で哲学対話を

一応、「哲学カフェ」の看板を掲げて、会を主宰しているのですが、先般、学問の自由と政治権力による介入の問題(2020年10月:日本学術会議の会員推薦を、首相が任命拒否した問題)で、政権を批判したところ、「哲学カフェが、政治色の明らかな発言をするのは残念 […]

  • 2020年5月17日
  • 2020年5月17日

学問のコスパを知っていますか?

よくある光景 哲学カフェなどで、議論の流れを眺めていて、いつも思うのは、 「なるほど、こんな持って行き方があるんだなぁ」「そんな視点があるのか」という感心や発見です。 でも同時に、 「これ、あの本にあったな。」「あの論争で出ていて、ある程度決着ついて […]

  • 2020年4月12日
  • 2020年5月2日

オンラインの哲学カフェはやらないの?

2020年は新型コロナウイルス禍により、日本にとっても、世界にとっても、大変な年になっています。 とにかく「接触」を絶て!という訳で、哲学カフェも、現在休会中なのですが、「オンラインで開催してみては?」というお声を多数頂いております。 確かに、この状 […]

  • 2020年4月5日
  • 2020年4月5日

多読?精読?どちらがいいの?

当哲学カフェは、原則、課題本を指定して、それについて哲学対話するという形をコンセプトにしております。 どちらかとういうと、読書会を名乗ったほうがいいかもしれません(笑)。 さて、そんな、「読書」に関してですが、時折、「多読(乱読)」vs.「精読」の議 […]

  • 2020年2月14日
  • 2020年3月7日

Twitterで聞いてみました(2019年~2020年1月)

Twitterで、哲学カフェで参加してみたいテーマを聞いてみました。 最近の投票、第1位は・・・ 「社会問題(時事問題)なら?」→「格差社会」 やはり、関心が高いんですね。実生活に密着していますし。 逆に「防衛・安全保障」は最下位でした。 中国や北朝 […]

  • 2020年2月4日
  • 2020年5月24日

哲学カフェで、なぜアニメや漫画を扱うのか?~サブカルと哲学~

アニメーションやコミックを哲学的に扱おうとすると、必ずや比較的ご年配の方から批判や疑問の声を戴きます。 曰く「なぜ子供向けの幼稚なものを、哲学という場に持ち込むのか?」 これに関しては、二つの視点からお答えしようと思います。 世代間格差の宿命 まず第 […]

  • 2020年1月30日
  • 2020年3月7日

哲学カフェで一体何がやりたいの?

結局、「君は何がやりたいんだね?」というお話。 哲学カフェなんて酔狂なものをやっている目的のお話なんですが。 大きく二つの目的があります。 1.「抽象空間」の入り口としての哲学カフェ 要するに、哲学って何? と、聞かれたら、これはもう色々な見解があり […]