YEAR

2020年

  • 2020年2月7日
  • 2024年7月7日

【終了】7/6(土)ミヒャエル・エンデ『モモ』~あなたとモモと“時間どろぼう”の物語 【初心者大歓迎】

「おまえたちは、遊びや物語をするさいごの人間になるだろう」 岩波少年文庫版、337頁 ドイツの児童文学作家ミヒャエル・エンデ(1929-1995年)の代表作『モモ』をテーマに哲学カフェ(読書会)を開催します。 あらすじ 町はずれの古代の円形劇場。打ち […]

  • 2020年2月4日
  • 2020年5月24日

哲学カフェで、なぜアニメや漫画を扱うのか?~サブカルと哲学~

アニメーションやコミックを哲学的に扱おうとすると、必ずや比較的ご年配の方から批判や疑問の声を戴きます。 曰く「なぜ子供向けの幼稚なものを、哲学という場に持ち込むのか?」 これに関しては、二つの視点からお答えしようと思います。 世代間格差の宿命 まず第 […]

  • 2020年1月30日
  • 2020年3月7日

哲学カフェで一体何がやりたいの?

結局、「君は何がやりたいんだね?」というお話。 哲学カフェなんて酔狂なものをやっている目的のお話なんですが。 大きく二つの目的があります。 1.「抽象空間」の入り口としての哲学カフェ 要するに、哲学って何? と、聞かれたら、これはもう色々な見解があり […]

  • 2020年1月24日
  • 2020年8月10日

【終了】池田晶子『14歳からの哲学』を読む⑥~「宇宙と科学」「歴史と人類」を考える~【初心者大歓迎】

専門用語なしで「哲学」をするという、ソクラテスの原点に還った池田晶子の代表作です。 本当に専門用語なし。 語り口は柔らかで、平易で、文字通り、中学生、いや、小学生でも、読むことができます。 しかし、そこで、問題にされていることは重大かつ深遠で、この本 […]

  • 2020年1月23日
  • 2020年3月20日

【終了】【SF×哲学】 映画「メッセージ」(原作:テッド・チャン『あなたの人生の物語』)~言語、時間、ファーストコンタクト ~

人生の転機は突然やってくる。“あの日”のように。 本編より あらすじ 世界各地に突如出現した地球外からの宇宙船。 言語学者のルイーズは、政府の要請で、彼らとの“コンタクト”に携わることになる。 米国内に留まり、軍の厳重な包囲下にある彼らの宇宙船の中で […]

  • 2020年1月21日
  • 2024年12月4日

【終了】【コミック×哲学】 岩明均『寄生獣』~我々は万物の霊長なのか?~

「わたしが人間の脳を奪ったとき 1つの『命令』がきたぞ…… “この『種』を食い殺せ”だ!」 (本編より) 今回の哲学カフェは、岩明均のベストセラー漫画『寄生獣』をテーマに哲学カフェを開催いたします。 あらすじ  人間の脳を乗っ取り、人間を捕食する未知 […]

  • 2020年1月19日
  • 2020年3月11日

【開催後記】 2020年1月12日 夢野久作『ドグラ・マグラ』~悪夢と心理の迷宮への誘い

日本推理小説の三大奇書『ドグラ・マグラ』をテーマにした今回。 過去最大のキャンセル率(!)を記録しました。 従いまして、開始早々、 「これは参加予定者は、皆、怪しい老人か、妙に背の高い紳士か、どちらかに巻物を見せらられて、参加できなくなったのではない […]

  • 2020年1月19日
  • 2020年3月11日

【開催後記】 2020年1月8日・12日 池田晶子『14歳からの哲学』を読む④~「友情と愛情」「恋愛と性」「仕事と生活」を考える~

池田晶子『14歳からの哲学』のリレー哲学カフェの4回目です。 今回は、平日回・土日回の両方をまとめてレポート致します。 ご参加いただいた皆様ありがとうございます(お写真は1月12日)。 さて、今回は、メインのテーマが「恋愛」や「愛情」といったものでし […]

  • 2020年1月15日
  • 2020年3月29日

【延期】【政治哲学×映画】 社会思想としての「シン・ゴジラ」~3.11、原発、そして来るべき国難

「諦めず、最後まで、この国を見捨てずにやろう。」 矢口官房副長官 (本編より) 来年2021年には庵野秀明監督の「シン・ウルトラマン」が公開されますが、今回の哲学カフェは、2016年に社会現象となった特撮怪獣映画「シン・ゴジラ」をテーマにします。 本 […]

  • 2020年1月15日
  • 2020年3月11日

【終了】プラトン『ソクラテスの弁明』を読む~正義、論理、哲学

わたしの息のつづくかぎり、わたしにそれができるかぎり、決して知を愛し求めること(哲学)を止めないだろう。 (岩波書店版『プラトン全集』より) 西洋哲学古典中の古典。 弟子プラトンが描く、師ソクラテスのかくも堂々たる弁明。 ここで歴史は変わったのかも知 […]